8/19 「完全なるデジタル時代に突入」

昔はどうだったとか思うことが増えてきた今日この頃、僕も歳をとったのでしょうか。

残り1年を切った地上デジタル放送、iPad、エレクトロなニュースは日々途絶えることなく耳にします。そんなとき、昔ってどうだったのかと、ふと考えてしまうのです。

 

そんな中、一つ気づいたことがあります。

「アナログなデジタル」から「完全なるデジタル」に移行しているということです。昔と現代のエレクトロにおける大きな違い、特にゲームやテレビに分かりやすい例があります。昔のテレビは、まだアンテナ線も一般的では無かった頃、映像が奇麗に見えないためアンテナの位置を変えてみたり、テレビを叩いてみたりしていました。テレビを叩いたりするのは、その後アンテナ線でつないでいたときもあったのですが。しかし、地上デジタル放送になることでそのようなことは全くなくなりました。なぜなら地上デジタル放送は「映る」か「映らない」かの2択しかないからです。

もう一つの例。家庭用ゲーム機の元祖とも言えるファミコン。子供の頃にファミコンをやる際、カセットの接続口に息を吹きかけたり、ゆっくりと本体に差し込んでみたりと、いかに1発で接続を成功させるか試行錯誤したものでした。しかし、現代のゲーム機プレイステーション3では電源をオンにしてディスクを入るだけで簡単にゲームができます。しかも確実に途中でバグったりすることなく。

この2つの事例で共通なのが「on」と「off」の2択だということです。デジタルの基本的な考え方「2進数」と同じなのです。

 

考えてみると今までエレクトロな魅力を感じていたものは、どれも「アナログなデジタル」でした。完璧なではない、人間の判断や力に頼りがちなところにどこか愛着が湧いていたのだと思います。しかし時代は「完全なるデジタル」の時代に突入しました。これからのデジタルとのつきあい方を今一度考える時がやってきたのかもしれません。ここでデジタルとの距離を近づけなければ、未来はターミネーターの世界になってしまうかもしれませんねw。

2/14 どうなるエレクトロ2010

2010年が始まってもう1ヶ月が経ち、どうやら今年も面白そうなエレクトロニュースがたくさん聞けそうな感じがしますね。

 

なんと言ってもここ最近話題になっていたのがappleの「iPad」。
発表されるまで色々な情報が出回っていましたが、注目していた人たちは発表されてみてどう感じたのでしょうか? 正直私はいまいち興味が持てません。今のところ「でかいiPhone」という使い道しか考えられないからでしょうか。ただ、「iPad」の最大の特徴は「電子書籍」にあります。そこに価値を感じる人にとってはとても魅力的な端末になるのではないでしょうか。私の友人のカメラマンも、「iPad」を携帯用の作品集に使いたいと言っていました。たしかにその使い方はアリだなと。

 

今回の「iPad」も然りですが、appleが面白いのはプロダクトデザインの美しさだけではなく、ライフスタイルを変えてしまう製品を提案するところです。「Air Mac」「iPod」「iTune「iPhone」、どの製品も今までの生活にはない、新しいエレクトロライフの提案があり、人々はそこに魅力を感じ購買意欲を刺激されてきた訳です。
その一方でCDは売れなくなり、音楽業界自体の仕組みが変わりつつあります。今回の「iPad」でも印刷、出版業界の仕組みは変わってしまうのでしょうか? エレクトロ好きで紙のデザインを生業にしている私にとっては複雑な話です......。

 

もう一つ興味深いエレクトロニュースを耳にしました。実は私、あまりインターネットについて詳しくないのですが、昨年「HTML5」という新しいWeb言語の草案が発表されたようで、それが2012年に施行されるそうなんです。何がすごいのか調べたところ、HTMLのWebサイトでもFlashのようなサイトを作ることができるらしいんです。つまり、今までFlash Playerが無いと見られなかったサイトも、この言語を使えば、ソフトに依存せずに同じサイトを見せることが可能になるということです。今までFlashサイトが見られなかった「iPhone」ユーザーにとってはとても楽しみなニュースですね。これでまた私たちのライフスタイルは変わっていくのでしょうか。

 

それにしてもエレクトロ業界の進歩の早さはスゴイ!

 

私的エレクトロ2009

 

2009年もあっという間でした。
ということで私的エレクトロ2009年を振り返ってみたいと思います。

まずは音楽。
私は結構出無精な方なのですが、今年はエレクトロな音楽フェスに顔を出せたと思います。今年参加したのは『wire09』『TAIKOCLUB KAWASAKI』『electraglide』の3つです。個人的に一番印象深かったのは『electraglide』でのChris CunninghamのVJライブですね。Chris CunninghamはVFX技術をフル活用したエログロな作品が多いのですが、そんな映像を大画面、大音量、しかもDVDJプレイで見られた思い出は忘れられないですね。
もう一つ音楽ネタですが、11月13日(金)に渋谷の小さなBar『sazanami』で『Frei(フライ)』というイベントを開催しました。おかげさまで第一回としては成功だったと思っています。基本的にはフリージャンルですが、エレクトロサウンドがほとんどのイベントです。音楽とお酒とコミュニケーションを楽しむことを目的として、今後も続けていこうということになりましたので、ここで次回の宣伝を。

1月8日(金)22:00~29:00@渋谷Bar Sazanami にて『Frei Vol.2』を開催します! お気軽に遊びにきてください!

 

続いてはゲーム。
今年はビッグタイトルがこぞって新作を出しましたね。ドラクエ9、FF13、スーパーマリオWii、モンスターハンター3、バイオハザード5、龍が如く3。未だドラクエとバイハしかやっていませんが、どちらも個人的には満足でしたね。学生の時ぐらい時間があれば全てやりたいのですが、買ってしまうとやりたくなってしまう性格なので買うことから制限しています。でも自分へのクリスマスプレゼントとして最近発売のFFとマリオを買いたいと考えています。
ただ、最近のゲームはどんどん映画のようになっていってしまっていって、ゲーム性や操作性よりも映像美を追求しすぎている気がしますね。特にFF。実はFFは7までしかやっていないんですよ。(友人に借りて8は少しだけやったのですが、ほとんどやっていなかったので経験から削除)なぜかというと、先に述べた通りで、映像美に走った感があったからです。でも13がやりたくなったのかというと、せっかくPS3買ったんだからマシン性能をフル活用したFFをやってみたいと思ったからです。だからストーリーとかにはあまり期待していないんです。amazonの評価もボロクソでしたから。

 

最後に電化製品。
今年一番の大きな買い物はiMacの購入でした。今まではPowerMac G5の初期型だったのですが、モニタの小ささと使用アプリとの相性を考え勢いで買いました。アメトーークの『家電芸人』にてチュートリアルの徳井が「買いたい時が買い替え時」と言っていましたが、その通りで、買いたいと考えて1ヶ月くらいで買ってしまいました。私は電化製品は欲しいと思ったらすぐに買うか、買わないかのどちらかで、何ヶ月も待って買うなんてことはまずないんですよ。だから新製品はこまめにチェックしないようにしています、買ってしまうので。

それとまだ手にはしていなのですが、先日友人達からいただいた(いただくことになっている)最新電化製品がすごいんです。それは、dysonの扇風機。

何がすごいかって、扇風機の歯が付いていないんです。つまりただの輪があるだけで、そこから風が出るらしいんです。しかも見た目もエレクトロな感じがたまりません。

ありがとうみんな!


といった感じで2009年を総括してみました。
何より2009年は「エレクトロジャンキー」を始めたというのが大きな出来事でしたね。忙しさにかまけてあまり記事を書けなかったので、2010年はもっと書いていきます!
来年も私のエレクトロ心をくすぐるエレクトロはどれくらい出てくるのでしょうか? 今ちょっぴり期待しているのはPS3『北斗無双』。北斗の拳と三国無双が大好きな私にとっては期待の作品ですが、合体させることでくそゲーに化ける可能性もあるので、どっちに転ぶか見守っていきたいですね。

それでは皆様良いお年を。

tittle 『音のマジックボックス』

今回は一年近く前に購入したオススメエレクトログッズ「BELKIN」をご紹介します。

まずは写真を見ていただきたいのですが、このケーブルの色。たまりませんねぇ。いかにもエレクトロな色で、このケーブルだけでも欲しいです! そして何だかよくわからないこの形。アメーバの様な、雪の結晶の様な。

しかし、この「BELKIN」の素晴らしいところはデザインではなく、そのシンプルで使い勝手の良い機能にあります。一本の固定ピンプラグと5箇所のメスのピンジャック。ただそれだけの物なのですが、何が面白いのかっていうと、inputもoutputが自由なんです。 例えば一台のipodを5つのイヤホンで聞く事ができたり、5台のipodを一度に聞いたり。 使い方は色々。2台のipodを繋げて、互いのボリュームをコントロールすれば簡単なDJもできます。 つまりこの「BELKIN」はマジックボックスの様に、中では音が入ったり出たりしているのです。 しかも2つのinputを同時に使っても音圧は変わりません! これって今までなかったんです。

エレクトロジャンキーの私は「BELKIN」のような、ユーザーに使い方を委ね、自由度の高いアイテムに魅力を感じます。 ipodの爆発的ヒットにより様々な関連アイテムが発売されていますが、「BELKIN」のようにipod用の魅力を高めるアイテムこそ優れたアイテムと言えるでしょう。 このシンプルで自由な使い方が出来る「BELKIN」を エレクトロジャンキーが認定する電気文化遺産第四号に登録したいと思います。

tittle『ゲームの境界線』

最近ちょっぴり話題になっているNintendo DS専用ソフト、『KORG DS-10 plus』を購入しました。これはデジタル音楽機材で有名なKORGの銘機、アナログシンセサイザー『MS-10』を、Nintendo DSで再現したソフトです。まだ購入して間もないソフトなので紹介はこれまでにして、このソフトを購入してふと考えたことを今回テーマとさせていただきます。それは『ゲームの境界線』とは何かということです。

 

今回購入した『DS-10』はゲーム機を使った楽器です。ですから、私はこれをゲームだとは思ってはいません。それでは、一昨年流行った『脳を鍛える』シリーズなどはいかがでしょう? あれはゲームでしょうか? それとも能力トレーニングドリルといったところでしょうか?

 

ゲーム機と専用ソフトを使えばゲームなのか? そうでないならば何をもってゲームとするのか? 私がまだ子供だった頃にはこんなことを考えることもありませんでした。それはゲーム機に自由度や表現力の限界があったからです。しかし技術の発達により、ゲーム機はもはやゲームだけのものではなくなりました。つまり日常生活がゲームの中に入り込んできたのだと思うのです。ゲームを使ってトレーニングやヨガをしたり、料理を学んだりといった具合に。しかし、その一方で近年問題視されている、ゲームの世界と日常の世界の区別がつかなくなり、重大事件に発展するケースも増えてきています。これはゲームが日常生活の中に入り込んできたケースだと考えられます。

 

一方ではゲームの中に日常生活が入り込み、もう一方では日常生活の中にゲームが入り込む。こうなってくると、「ゲームって何?」と考えたくなります。今回の『DS-10』のように、製造中止になった銘機をゲームの中で甦らせることは素晴らしいと思います。その一方で実体験すべき事象をゲームで済ませようとしているゲームもあります。技術の発達により様々な事が表現可能になった今、今一度『ゲーム機の使い方』を考え、『ゲームの境界線』を考えるべきではないでしょうか?

 

ゲーム機の新しい使い方を切り開いた『DS-10』を エレクトロジャンキーが認定する電気文化遺産第三号に登録したいと思います。

title『桃鉄と社会科の密接な関係』

私の好きなゲームの1つに「桃太郎電鉄」というシリーズがあります。

日本中を電車でめぐるいわゆるスゴロクゲームなのですが、モノポリー的な要素と、対戦要素、 そして果てしなくやり続けられるという要素から、多くの人に愛されてきました(特に子供たちから)。

私もそんな桃鉄に魅せられたうちの一人で、友達と集まれば何時間も桃鉄をしたものです。 このような経験は、同年代の人であれば誰もが同じ経験をしたものだと思っていました。

しかし大人になってからそうではないと気づかされることが多々ありました。 そういった時のほとんどが「地方」の地理や物産について話をした時でした。 つまり私は桃鉄をやっていたため、日本の地方都市がどの辺りにあって、 何が名産・物産なのかがわかるのです。 もちろん完璧には覚えていないのですが、桃鉄をやっていなかったら 絶対に知らなかっただろうという事がかなりあります。

他にも、経済の仕組みや、鉄道についてなど、「社会科」的要素がふんだんに盛り込まれているため、 桃鉄というゲームはただのスゴロクゲームではなく、「社会科」の教材ともなるゲームなのです。

最近こんな風景をよく見かけます。

 『家族と食事をしているのに子供はずっと携帯用ゲームをしている』

『旅行に来ているのに、子供はずっと携帯用ゲームをしている』

私は怒っています。

『なぜこのような状況で親は子供を叱らないのか?』

こういった子供達の多くが集中力のない子供で、 視力も低下していると思われます。

そのせいか、50代後半以上に多いゲームをやったことのない世代の人達からは、 『ゲームが子供をおかしくした』といったようなことを言われます。 しかし、ゲームは何も悪くないのです。 悪いのはこうした状況を作った親にあるのです。 ただ、私はこうも考えてもみたのです。

ところかまわずゲームをしている子供が、ポケモンではなく、 桃鉄をしていたら、別の状況になっていたのかも。 もしかしたら経済大国日本復興の鍵は桃鉄にあるのかもしれません。
そこで、日本の未来を担う「桃太郎電鉄」を エレクトロジャンキーが認定する電気文化遺産第二号に登録したいと思います。

title『懐かしのくそゲー』

電気工の祖父に理工学専攻の父。

私は成るべくしてエレクトロなものに興味を抱くようになりました。

そんな私がエレクトロなものにテーマをしぼったこのコラムの、

記念すべき第一回のテーマは「懐かしのくそゲー」。

 

近頃2chやニコニコ動画などを中心としたインターネット上で、

「神ゲーorくそゲー」といった論争をちょくちょく見かけます。

(神ゲーとはくそゲーの対義語で、メチャメチャ面白いゲームのこと)

「チーターマン」という日本未発売のゲームがニコニコ動画で紹介されたことをきっかけに、

「チーターマン」のリメイク、アレンジブームが起こりました。

でも本当の意味で「くそゲー」なら「再興」の余地すらないはず。

ここで私の体験したくそゲーをご紹介しましょう。

 

それは、ビック東海さんの「突然!マッチョマン」。

小学生の頃「おもちゃのレオ」のゲーム売り場の一角にある特売コーナー、

それが私と「突然!マッチョマン」との突然な出会いでした。

タイトルからしてすでに「くそゲーの匂い」がぷんぷんしてきますが、

ゲームを始めて1時間も経たないうちに本物のくそゲーなのだと気づかせてくれます。 横スクロールのアクションゲームで、主人公はガリガリの兵士。

手に持つのは唯一の武器「マシンガン」。ただし玉は200発しか持っていません。 1面のボスは体は人間、顔がライオンという風貌。

ガリガリの兵士では相手にならず、

何とかできないかとコントローラーを触っている時、

セレクトボタンを押すと、突然「マッチョマン」に……(だからこのタイトル)

そして素手で殴ってボスを倒しました。(激弱)

ストーリー性が全くないため、

とにかくすぐに飽きます。

もし飽きずに最後までやり遂げた人は、

とても辛抱強く、寛大な心の持ち主にちがいありません。

あの時代だからこその

理不尽さやくだらなさが あの頃のくそゲーにはあります。

現在発売されているゲームのくそゲーには、

ゲームとして完成された部分があるため、 そういった理不尽さやくだらなさが感じられません。

それこそ無価値な、くそゲーなのだと思います。

つまり今文化的価値を持つくそゲーは絶滅の危機をむかえているのです。

そこでエレクトロジャンキーが認定する

電気文化遺産に「くそゲー」を登録したいと思います。