『soda-design』 and more

『soda-design』の柴田さんとタキさんに、新宿で会う。

柴田さんと「エレクトロジャンキー」の今後の展開について話をし、タキさんと新しい連載について意見を交換する。早ければ、来月早々にも、新しい連載をお目にかけます。詳細はお伝えしませんが、ただでさえ愛らしく、一枚の絵として洗練されている作品が、「少し動きます」。

柴田さんは、「エレクトロジャンキー」について、真摯に考え続けられ、今後の展開について、小生以上の展望をもっておられました。編集部として失格だとは思いますが、そんなに深く、この連載について考えをめぐらしてくださっていたとは、望外の喜びで、来月からの新しい展開を読者の皆様に、伝えられないのが残念です。楽しく、面白く、愉快に読んでいただける工夫を、考えられる限りして参ります。今後の『歩行』に是非ご期待ください。

二人と談論風発した後、富山から出張で東京にでてきた村尾くんと会う。

村尾くんは、兵庫県で唯一、県の教育委員会が更生費の予算を組んだ、アウトローな中学校、N尾中学以来の友達です。

阪神大震災でがたがたになった町を見て、建築家になると決めて、実際になった立志伝中の人物で、昨年見事、素晴しい奥さまを射止めただけでなく、建築士一級免許も取得し、今は富山で集合住宅の設計をしています。住宅も手がけていますので、ご入用の際は、是非。『歩行』を定期購読しています、といえば一割引になるとかならないとか。

喫茶店で、建築の原価率と利益率について、渋い話をひととおりしたあと、

「お前に報告することがあるんや」

「なんや、子どもでもできたか?」

「なんで、わかったんや?」

「まじか!」

「わかったん、三日前やねん。超音波あてて調べてもろたんやけど、ちょうど六週間らしいわ」

「おめでとう」

「安定期はいるんが五ヶ月後らしいから安心はできへんけど、せやけど、嬉しいわ。無駄に村尾家沸きたっとんで」

「初孫フィーバーか」

「ばあちゃんも、ひいばあちゃんに昇進や。全然実感ないけどな」

「まあまあ、ほな今日は祝杯あげなあかんな」

朝まで行くか、という勢いは我々にはなく、午後八時を過ぎると睡魔がやってくる健康優良児の我々は、「もう一人の」マイケル・ジャクソンがすすめる、ヴァスピエール・エールを傾けて泥酔。すみやかに帰宅。

「日本橋ってこっちでええんやろ」

颯爽と中央線に乗り込もうとする村尾くんを、無事、丸の内線に送り届けて、

「ほなまた正月」。

順調にいけば、来年の五月に産まれる由。あんまり関係ないことでしたが、あまりにも嬉しかったので書きました。

あしからず。