映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』

阿部寛の毒舌見たさに負けてしまう。

大団円のち、事件の労をねぎらわれて、竹内結子に

「今回の働きからすると、こんなもんですかね」

と花を贈られるも

「馬鹿いうな、胡蝶蘭もってこい」。

こういう台詞が似合う男はそういない。是非言いたい。

前作の『チーム・バチスタの栄光』しかり、この映画シリーズの面白さは、当然、よく練られた原作にあるのだろうけれど、実は案外小道具の文房具が面白かったり……、しないか。

前作で竹内結子は、デルフォニクスのロル・バーンを使っていたけれども、今回は不明。そのかわりに、高嶋正伸がミドリのトラベラーズ・ノートを使っている。その脇にはモレスキンがあったり、およそ会議のメモに似つかわしくない文房具をこれみよがしに使っているのは、監督の趣味かはたまた小道具の趣味か。揚げ足とりのようだが、気になったので忘れる前に。