2009年

11月

21日

映画『ブッシュ』オリバー・ストーン監督

絶対に『ミルク』のほうが面白そうだな、と思いながらも手にとってしまうのは、こっち。アメリカ希代の喜劇役者・ジョージ・W・ブッシュ!

映画の中のチャップリンも真っ青な喜劇に笑いが止まらない。若さゆえの過ちを過ちの数だけおかし、議員、株屋、野球界、何をやっても失敗するだけではなく、有名なプレッツェルを喉につまらせて死にかけたり、アル中になって「神の声」を聞いて大統領を目指し、見事成功するという、ブッシュの逸話をほぼコンプリートしている。大統領をモデルにした映画がこれだけ笑えるというのは、いかがなものか。

この映画が映画である理由は、ブッシュが自分の器を目の前にせざるを得なかった、イラク戦争からはじまる。