2010年

4月

05日

映画『ヘルレイザー ヘルワールド』リック・ポーター監督

『ヘル・レイザー』は、クライブ・バーカーの小説『ヘルバウンド・ハート』の映画化で、ご存知ない方も、魂を抜きに来る男・ピンヘッドの画像はどこかで見たことがあるはずだ。顔中に釘がささっている顔色の悪い男です。

『ヘル・レイザー』のシリーズにはいつも四人の魔道士が登場し、他人の苦痛を何よりの快楽と考える、まさに地獄の使者らの饗宴がくりひろげられる。

クライブ・パーカーは著名な作家でもあるので、ご存知のかたも多いかもしれないが、このシリーズの何よりの魅力は物語もさることながら、登場人物たちの造形ではなかろうか。林田球の地獄の魔道漫画「ドロヘドロ」には、そこかしこにオマージュが捧げられているし、「ナツノクモ」とかネットゲーム系バーチャル世界漫画にも、大体『ヘル・レイザー』のイマージュが見え隠れするような気がする。

そこで、改めて映画を見直そうと思って、ツタヤを探すと、何と、シリーズの7巻と8巻(なぜ?)しかなく、パッケージを見る限り、何の期待もできそうにない臭いしか漂っていない。

借りてみたものの、やはり……。ちなみに本作「ヘルワールド」が第八作目。

エロもグロもB級とすら言えないのが残念だけれど、(しかも途中で、連続殺人鬼が後ろから登場人物たちを脅かして、「B級映画みたいだろ」といったりする。スクリームじゃあるまいし……)。

驚いたのは、なんと近々、第9作が映画化される由。しかも製作総指揮をクライブパーカーがとるそうな。気になりますな。

というか、その前に、第一作を見直さねば。