『GA JAPAN』106号

渡邊さんと渋谷でお会いし、半年分のお話を伺う。今月号の『新潮』をわざわざ持参してくださり、ふふふと笑っていらっしゃる姿が、この上なく嬉しい。石山さんから伝言で、創作に関する、アドバイスを拝聴する。伝え間違えないように、とそれまでの雑談の雰囲気をいったん止めて、厳粛に言葉を伝えてくださる渡邊さんに頭が上がらない。

今月号のGAに、石山修武さんの最新作の建築「時間の倉庫」、「水の神殿」が一挙掲載されていることを伺い、早速読む。見開きカラーの写真に、思わずしびれる。掲載されている管理人の部屋で、寝泊りし、畑仕事を書きながら文章を書けたら、どれだけ素晴しいかと、一瞬意識がとんでしまった。

「時間の倉庫」は、施工上、倉庫とあるが、倉庫にとらわれない運営方法を考えているとあり、劇場やギャラリーとして考えたら、こんな刺激的な試みはない、と直覚する。バスを貸切にして、「時間の倉庫」に直行し、わいわいやって帰ってくる。考えただけで、面白すぎる。石山さんの建築をみていると、いつも心がざわざわしていけない。