2011年

1月

02日

「6号棟」の会

毎年、正月になると大阪梅田で回覧雑誌「6号棟」の会がある。岡本編集長を筆頭に、同人の太田氏と久闊を叙する。新大阪の駅の中の喫茶店でコーヒーをのみながら、プランを練り、梅田の丸善アンドジュンク堂に狙いを定めて歩き始める。

なぜ本屋に行くのかといえば、毎年プレゼント交換をしており、互いに本屋を回遊しながら、おすすめの本を買ってプレゼントしあうのだ。

僕が今年プレゼントしたのは

 

岡本編集長→新訳の割に妙にふるくさい、光文社版のジャック・ロンドン『野生の呼び声』

太田氏→新聞雑誌で話題沸騰の朝吹真理子『流跡』

 

逆に

岡本編集長からプレゼントされたのが、ジル・ドゥルーズの『哲学の教科書』

太田氏からは、黒木亮『冬の喝采』上下巻

『哲学の教科書』は前々から欲しいと思っていた本で、『冬の喝采』は、わたしが個人的に熱をあげつづけている箱根駅伝の自伝小説で、感謝のあまりに抱きつきそうになるが、そこは大人 自重してかたく握手をする

 

丸善アンドジュンク堂は地下一階から地上七階と広々していて、二階にはなんとナガサワ文具が入っている。丸善とナガサワのオリジナル商品や直輸入品が気軽に買えるのがうれしい。一見して高級路線のようだが、ミードの封筒なんかもそろっている。前々から疑問におもっていたミードのエンベロップのサイズについて質問すると、A4サイズが入るサイズですという、素晴らしい回答。多分、違うと思うんだけど、そんな風にいわれたらちょっと嬉しくなってしまう。何枚か買って、戦利品を検討するために居酒屋にいく。

 

居酒屋で、2010年のことをふりかえりながら、今年どんな本を読んでいき、どんなことを書いていくかという簡単な会議をする。編集長は、ジャックダニエルをロックでのみはじめてから目に見えて気炎を吐きはじめ、大盛上がり。最後に、編集長と太田氏からサプライズで、ちくま文庫から出たばかりの深沢七郎コレクション全二巻をプレゼントしてもらって、思わず立ち上がって喜ぶ。買おうとは思っていたが買わずにいて良かった! 最高のスタートをきることができたことを二人に感謝。ありがとうございました!