『寺山修司青春歌集』角川文庫

春日井建の歌集を読み直していたら、なぜだか寺山修司の歌集が読み返したくなって、ポケットにいれて電車で、公園のベンチで思い思い読み直していたら、寺山修司の印象がまた少し変わってきた。

 

「古着屋の古着のなかに失踪しさよなら三角また来て四角」

 

意味不明だが、くるりの「言葉はさんかく こころは四角」を思い出してしまった。直接関係はないのだろうけれど、単なる言葉が寺山修司を通過するたびに、包装紙を剥いだフィラメントのようにちかちかと明滅する。

中井英夫の解説がまたいい。

これほど小さくて薄くて清心な一冊が一体どこにある?