2011年

7月

04日

刑事コロンボ「忘れられたスター」

刑事コロンボシリーズの「忘れられたスター」を借りにTSUTAYAに寄ってまったく違うものを借りてしまう。

 

「イサム・ノグチ」

詩人・野口米二郎の息子、彫刻家イサム・ノグチのドキュメンタリーをみる。

ブランクーシが良いと思えば、その情熱がおもむくままパリにいって弟子入りする行動力。

国境もなければ、ジャンルもない。ぶっとんだ破壊力のある作品群。

 

「恋に落ちたシェイクスピア」

何度観ても面白い。シェイクスピアの同時代ものを読み直してから見直すと、あいつがあのウェブスターかと妙に納得がいったりする。絢爛豪華な舞台衣装もさることながら、時代考証と人物造型が群を抜いている。大概、この手の懲りすぎた映画はその性質的に退屈になることが多いが、奇跡的に成功している。飽きませんな。この映画は。

 

 

「1000の言葉よりも 報道写真家ジブ・コーレン」

これはちょっと失敗だったかもしれない。

 

「SALVADOR DALI 世界が愛した芸術家ダリの超現実的な人生」

 相変わらずぶっとんでる。

 

「インセプション」

「ソーシャルネットワーク」と勘違いしていて一度借り間違えてしまう。両方ともに観たかったので、狂ったのは順番だけか。

着想がとてつもなく好きで、偏執的に他人の「アイデア」を抜き取ることに固執し、病原菌や寄生虫よりも「アイデア」のほうが恐ろしいウィルスだという冒頭は最高。だが、圧倒的に残念なのは、ここまで設定を構築しておきながら、描かれる世界があまりにもスケールの小さな私的なところにとどまっているのが残念だといわざるをえない。構想の大きさと物語の小ささが乖離していて、物語の力が途中で失速している。それでも十分に観るべきところはあるが、もうすこし大きな物語にしてもよかったのではないか。

 

今度こそコロンボを借りにいこう。