『禿鷹の夜』逢坂剛著・文藝春秋

渋谷を牛耳るヤクザ・渋六興業のボスが南米マフィアに襲われた。たまたま、同じレストランに居合わせた猛禽類のような目をした男に救われる。それが本書の主人公・禿富鷹秋。本職の警官でありがならヤクザを恐喝し、自分の女には滅法甘く、南米マフィアには氷のごとくに冷徹という痛快悪漢小説。警官よりもヤクザのほうが人情味があり、何故か寛容というところが玉に傷だが、早速続巻を買いに行く。おすすめいたします。