『機龍警察 自爆条項』月村了衛著・早川書房

警視庁が、軍用有人兵器・機甲兵装の搭乗員として契約した三人の傭兵には、それぞれ壮絶な過去があり、第二作は紅一点のライザ・ラードナー警部を軸に構成されている。

北アイルランドのテロ組織IRFが、来日予定のイギリス高官暗殺をもくろんでいることを知り、事件の捜査に着手するが特捜部には不可解な捜査中止命令が。

警視庁の内部の裏切り、中国裏社会の暗躍、そしてIRFの精鋭がたくらむ、暗殺事件とは別の計画。

考え抜かれたプロットで、最後まで、一部の隙もなく読ませてくれるのが、たまらなくうれしい。