『警部補 矢部謙三2』

拙宅にはテレビがない。しかし、この警部補 矢部謙三シリーズだけはなんとしも観たい。その願いが通じたのだろうか。なんと義父が録画してくれただけでなく、さらにDVDにして送ってくれたのである。

一週間に一話づつ観ていこうという、当初のプランも、一話を視聴しただけで決壊。全部観てしまう。

周囲の人間にはヅラであることを見抜かれているが本人だけは気づいていないコメディの王道を地で行く鉄板警察シリーズ。ミステリ仕立てではあるが、謎解きに関しては、期待を裏切らず、本人はノータッチ。トリックのスピンオフとはとても思えない、構成の密度というか、軽さがたまらなくいい。主演の生瀬勝久の怪演だけではなく、それを支える池田鉄洋や、歴代の仮面ライダーシリーズの登場人物と決めポーズがさりげなくちりばめられている小ネタも効いている。

何度観ても笑える。コマーシャルにアートネイチャーの名前がないのが残念だが、是非カツラ業界の資本を投入して、シーズン3を制作していただきたい。