『無想庵物語』

『無想庵物語』の魅力は「おわりに」に尽きると考えます この本の厚みは、時代の厚みと重なっているように感じます およそ天下に五枚で書けないことはない、と常々いっていた人に数万言を費やして書かせたのは、間違いなく失敗した芸術家、武林無想庵の魅力だと思います。